こんにちは、森です!
8月に入り猛暑真っ只中!!
最近は暑さのせいもあり、家でまったり海外ドラマをみるのにハマっています!
先日みた医療ドラマではゲノム編集や、不老不死をテーマにしていて、そこでよくでてくるテロメアやテロメナーゼというワード。
sisiでも取り扱ってるモナリのシャンプーにこの成分が入っていて、ブログで前にお伝えしたのですが、せっかくなので今回更に深掘りしていこうかと思います!
テロメアとは?
生物の遺伝情報が収納されている染色体の両端にあり、染色体を保護する役割を担っています。
細胞分裂の回数には限りがある為「命の回数券」ともいわれるくらい大切なものになります。
テロメナーゼとは?
テロメナを再生する働きを補っているのがテロメナーゼという酵素です。
細胞分裂するたびにテロメアは少しずつ短くなり、これに伴って細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなり細胞の老化となります。
細胞分裂による「引き算」とテロメナーゼによる「足し算」でテロメアの長さが変わります。
細胞に酸化ストレスや有害物質が作用するとテロメアが短くなり、様々な病気にかかりやすくなります。
例えば日光を浴び過ぎると、紫外線の作用で細胞が傷つき、細胞は新しくなるため活発に分裂するようになり、これに伴ってテロメアが短くなります。
頭皮に紫外線を浴びた場合、薄毛や白髪の増加などに影響が出てくるので、特に分け目の部分など、地肌が露出している部分にはUVスプレーでケアするのがとても大事になります。
私たちが少しでも、テロメアを伸ばす為には??
日焼けや喫煙、過度の飲酒などでテロメアを無駄遣いしない事。
睡眠と運動、適切な食生活、ストレスをためないなどが健康で長寿の秘訣などと言われますが、実際に5〜6時間睡眠より7時間以上の睡眠、過去10年間運動の習慣があったり、マインドフルネス(瞑想)などを行っている人は、テロメアが同年代と比べて長かったり、テロメアが伸びたりなどの研究結果もあります。
テロメアを伸ばす事のできる海の生物がいる??
海の生物ロブスターが不老不死という事を以前聞いたことがあるのですが、調べてみると実際に発見された最高齢のロブスターは140歳らしく、体重は20キロ。
…そんな大きいの少し想像つかないですよね。
脱皮は成体で1年で1〜3回くらい行われていて、多くはその際に命を落としてしまうそうです。
ロブスターはほかの甲殻類とは異なり、古くなった内蔵も脱皮します。脱皮を繰り返して成長するため、理論上は不老不死ということになります。
脱皮を永遠に成功し続けるのは難しいので不老不死というよりは、不老という方が正しいかもしれません。
しかし、ロブスター…凄すぎる‼︎
モナリのシャンプーもここからヒントを経て開発されていているそうです。
現在も様々な研究が進んでいるので近い将来驚きの美容技術が期待できる一方で、テロメナーゼの細胞不死化とは全く別の新たながん化機能が明らかになっているのでこれからの研究にも注目していきたいと思います。