こんにちは、森です!
先日、テレビでニュースを見ていたら
「最近熱中症で緊急搬送される方の中に、水分を摂取しすぎた為に、水中毒を引き起こしてる」と診断される患者さんが増えている事がわかりました。
今年の夏は凄く暑いので、熱中症にならないように、とにかく水分をゴクゴク飲んでいましたが、
飲み過ぎもよくないなんて…!
そもそも水中毒とは?
大量の水分を摂取する事によって、血液中の電解質、特に塩分濃度(ナトリウム)が急激に低下してしまう事によって引き起こされる症状の事です。
実際に、水中毒になると…
頭痛、吐き気、めまい、倦怠感などを引き起こし、重症化すると死に至るケースもあるそうです。
熱中症で起こる症状もあるので、熱中症か水中毒なのか素人だとわかりにくいですよね。
なので、まずは熱中症対策の前に水中毒にならないようにする事が大事になります。
■水中毒にならない為の対策■
こまめに少しずつ水分補給する。
※コップ一杯(200cc)を定期的に飲むなど。
激しい運動する場合はスポーツドリンクなどのナトリウムを多く含む電解質飲料を水分補給するなど。
こんな人は特に要注意!!
マラソンなど持久系のスポーツをやる方は、長時間汗をかく事で、すでにナトリウムや電解質が過剰に失われているので、水中毒になりやすいようです。
反対に室内の涼しい部屋で、あまり汗をかかないときは、麦茶や黒豆茶など水分とミネラルを補給できるお茶がなどがいいとされています。
■水分補給に向かない飲み物■
利尿作用のあるカフェインやアルコールなどを沢山摂取したり、ジュースなど糖分の多い飲み物は水分の吸収が遅いので、熱中症のリスクを高めてしまいます。
まだまだ、暑い日が続きそうですが、シーン別で正しく水分補給してこの夏を乗り切りましょう!